明日は七夕賞です

 明日開催されるG3「七夕賞サマー2000シリーズの第1戦。ハンデ戦ってこともあり、例年荒れるレースらしい。個人的な注目馬は鞍上戸崎騎手のサーブルオール。前走だの調教とかその辺は興味がないのであれだが、サイン要素が強い馬らしいので。サーブルオールの馬名の意味とはフランス語で「金の砂」という意味。なぜこれが七夕要素があるのかというと童謡「たなばたさま」の中に「きんぎんすなご(金銀砂子)」という歌詞があるのだ。砂子とは金箔や銀箔を細かく砕き、蒔絵などの装飾に使う粉のことで七夕の星空や天の川の砂などが表現されている。実際、2008年、09年と連覇したミヤビランベリの「ランベリ」はモルディブ公用語ディベヒ語で「金の砂」という意味だという。何より、7月8日は戸崎騎手、38歳の誕生日でもあるのだ。1番人気に推されそうだが、七夕賞3連覇もかかっているということもあり、期待したい。

 そんな七夕賞だが、私の浅い競馬キャリアの中でも忘れられない馬券がある。3年前の七夕賞をみなさんは覚えているだろうか?16番人気のマデイラが激走し、3連単100万馬券が飛び出した年である。

 

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 基本的に穴党でもない私がなぜこの馬券が取れずに悔しかったのかというと、このマデイラには強烈なサインが2つあり、予想時に把握していたのにも関わらず最低人気であることから切ってしまうというサイン党(?)からするとあるまじき行為をしてしまったからである。そのサインはマデイラが馬番「7」であったこととサッカー選手「クリスティアーノ・ロナウド」が関連している。七夕賞の行われたこの週に、来日していた人物。それが「クリスティアーノ・ロナウド」なのである。どんな関連性があるのかというと、マデイラはボルトガルの島であり、クリロナの出身地なのだ。大物の「彦星」の出身地の島を馬名に持つ馬で、且つ「7」という七夕に必須のこの数字を引き当てたこの馬。この情報を予想している時に仕入れた私だったが、マデイラは単勝200倍代の最低人気。さすがにくるわけはないと思って切ってしまったのだ。結果、なんでこの軸になったのかは覚えていないが8番人気のステラウインドから5点選んだ3連複。当時まだ全盛期だったレコンダイトや最近、引退することとなったメイショウナルトなどに流し、馬券をWINS新宿で購入。

 

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その後、友人と池袋でカラオケに行き、レースを待った。結果、マデイラは3着。3連複は29万円。このサインを信じて「7」をマークしていれば1000円が29万円に化けていたかと思うと今でも本当に悔しく思う。ただこれを機にサイン馬券というものは実際にあることを確信し、ここから泥沼の競馬ライフを送ることになったのだ。その後の七夕賞では「7」が馬券に絡むことは一度もないのだが今年はどうなのか、そこを含めても楽しみなレースである。とりあえず私は3年前の借りを返す為にサーブルオールを軸に5頭流した3連複を購入予定であるが、今年は大波乱は期待できないメンツな気もする。皆さんの健闘を祈ります。